
本部長河村 太文
私は新卒で内装業界に入り、エス・バイ・ティは3社目になります。
以前から柴社長とは業界内で交流があり、いろいろとお話をさせていただく機会がありました。
より施工の現場に深く関わりながら、営業としても裁量を持てる環境に魅力を感じ、エス・バイ・ティに入社を決めました。
前職では大手企業に勤めていましたが、分業制が徹底されており、営業と施工の役割が明確に分かれていました。しかし、エス・バイ・ティでは営業・現場管理・顧客対応を一貫して担当できるため、現場のリアルな状況を把握しながら仕事ができることが大きな魅力でした。
現在は主に「案件管理」「数字の管理」「事業部間の調整」を担当しています。全国規模の案件を扱うため、各現場の進捗を把握し、スムーズに運営できるようサポートするのが私の役目です。
また、顧客との窓口としての役割も重要です。特に、まねきねこ様の案件を中心に、提案から施工までの流れを管理しています。エス・バイ・ティは少数精鋭の会社なので、スーツを着て営業するだけではなく、実際に現場を見ながら提案ができる点が大きな強みです。このフレキシブルな動きが、顧客との距離を縮め、リピート案件の獲得につながっています。

大きなポイントは、「対応のスピード」と「現場への深い理解」です。
大手企業の場合、社内の承認プロセスが多いため、意思決定に時間がかかることが少なくありません。しかし、エス・バイ・ティではトップの判断が早く、スピーディーな対応が可能です。案件ごとに責任者が明確になっており、意思決定がスムーズに進むことが、クライアントにとっての大きなメリットになっています。
また、営業と施工管理を分業せず、担当者がすべてのプロセスに関わるため、お客様の要望をダイレクトに現場に反映できるのも強みです。施工のクオリティを安定させるだけでなく、顧客との信頼関係を築く上でも大きな役割を果たしています。
最大の課題は若手の育成です。全国展開を続ける中で、案件数は増加していますが、それに対応できる人材の育成が不可欠です。
施工管理は経験が重要な仕事ですが、成長するには「現場での実践経験」と「積極性」が必要です。特に、初めてのお客様や業者と接するときに、迷わず前に出られる人が成長しやすいですね。知識は後から身につくものなので、まずは積極的に関わっていくことが大切です。
会社の目標としては、10年以内に売上50億円を達成することを掲げています。
そのためには、人材の成長と組織の強化が不可欠です。
規模が拡大すると、これまでのように「少数精鋭」だけでは限界が出てきます。今後は、各事業部の役割を明確にし、より効率的な組織運営を進めることが重要です。営業、デザイン、設計など、それぞれの機能を強化しながら、全体の成長を支えていきたいと考えています。
また、若手が育ち、組織としての力が強くなることで、より大規模な案件にも対応できるようになります。売上の拡大と同時に、社員が働きやすい環境を整え、個々の成長が会社の成長につながる仕組みをつくることが、私の役割だと思っています。